燧ケ岳 BC Trip

燧ケ岳 BC Trip

こんにちは。 MoonlightGearの服部です。 今回は燧ケ岳へのバックカントリーの話。 行ってきたのは3月の中旬。 どこからアプローチをするのにも20km以上歩かなければアクセスのできない場所。 冬の間は除雪されていない林道を20〜30kmほど歩かなければいけないのでほとんど人は入っておらず奥深い場所となる。 そのためトレースはもちろんのことラインが付いていない可能性の方が多いため冒険的かつ山を歩くという点では最適な時期。 まずはベースとなる桧枝岐村で車の入れるところまで入る。 今回は除雪作業が進んでいないため、ミニ尾瀬公園からハイクがスタート。 途中までは除雪されておりのんびりと板など担ぎながら進んで行く。 除雪がされてないところより板を履きハイク。 途中傾斜がついてきて巻道となるためショートカット。 これが結構傾斜があり意外ときつい。 雪山の楽しさは雪面となるため道無き道を進むことができ、 地図を読みながら進む楽しさがある。 途中燧ケ岳へ入って行くのに帰りのルートの雪面状況も見たいため、 ショートカットをしながら夏道の手前からアプローチして行く。 これが予想以上にきつく滑るにはいい斜面なのだが登るとなると傾斜がつき結構しんどい。 夏道に出てからは拓けた稜線上となるため気持ちよくハイクできる。 最後の急登を上がると燧ケ岳山頂へ。 山頂に出てようやく尾瀬沼が見える。 ちょうど昨年の3月には至仏へ登り滑走したのを思い出した。 今回使用したベースレイヤーは、 2-tacsのbba#1 Hoody。 このベースレイヤーは、 140m/gのメリノとナイロンの中空糸を使用しているので比較的強度があり、 風に煽られても抜けきらず、温度差のある3〜5月に使用するにはもってこい。 気温は−5℃〜7、8℃前後だったため動き出しは化繊のベスト(OMM Roter Vest)と合わせ、 その後体が温まってくるとずっとこのベースのみでの行動でオーバーヒートせず、 風に煽られても寒く感じにくく快適に歩くことができた。 フードがとても優秀で生地を2重にしているのでネックゲイター代わりとなり、日焼けの対策にもバッチリ。 メリノはずっと着てても匂わないため、2日目以降も着ても匂わずベタつきもないので荷物も減らせるし、 天然素材ならではの気持ち良さがいい。 滑る際はこの上にシェルを着て滑降をすることになる。 滑り出しは雪面も硬くハードな雪質。 途中から気持ちの良いシャバ雪になり、 谷地形となるため当て込みながらとても気持ちのいい斜面。…

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing Trip [ DAY3 ]

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing trip [ DAY3 ]

Day3 この日は前日まで関東方面を春の嵐で荒らしてた低気圧の南ウネリを期待して粉雪舞うなか道央太平洋側へ向かう。 昨年夏の北海道トリップの時にもこのエリアは重点的にチェックしていたので、すでに頭の中には南ウネリに反応し良い波が割れてきそうな場所はすべてインプットされている。夏のトリップではあいにく南ウネリに恵まれず実際にサーフィンをすることはできなかったが、その時に確信に近いポイントは幾つも発見していたので、今回はそれらを回収しに行くような気持ちで臨んだ。 また動向も不安定な爆弾低気圧なので前日夜ギリギリまで天気予報やシュミレーターをチェックして当日のプランを慎重に練った。 はじめは朝9時頃から風がそれまでのオンからオフ変わってくる予報の広尾方面も考えたが、前日から強いオンショアが吹いていたことに加え、ここはウネリの反応も良いエリアなので午前中いっぱいはもしかするとハードな状態がつづくかもしれないと予想。また個人的には夏に何度もサーフィンできているところなのでいまいち新鮮味に欠ける。その点は相方には申し訳なかったが結果として選んだプランは広尾と反対側の道央の太平洋側。 こちらの場合は早朝はまだ南ウネリに反応せず、午前中に掛けて徐々に南ウネリに反応してくると予想。さらに風は午前中いっぱい弱いオンショアが吹き午後からそれが強まるという予報だった。さらに自分たちの帰りのフライトスケジュール的に遅くても13時には現地をでなければならなかったためサーフィンができるのは午前中に1Rのみ。もしウネリの反応が予想よりも遅れればノーサーフという結果も十分可能性としてはあったし、弱いオンショアとはいえその影響が実際にどれほどなのかも確信は持てない難しい判断ではあったが、最後は男のロマンを優先させてこちら側に賭けてみることにした。   8時頃に最初のポイントに到着するがやはりまだ南ウネリの反応は弱い。しかし夏に来た時に比べれば確実に反応はしているし、アウトで割れている波の感じからこのまま予報どおりに南ウネリの反応が強まれば間違いなくサーフィンできる場所だと自分の中ではもうこの時点で確信していた。なので10時位までこのあたりでウネリが強くなるのを待つことも考えたが、この先にもまだまだチェックしたいポイントはあるので先を進むことに。 さらにいくつかのポイントをチェックしながら海沿いを南下させるとついに南ウネリが反応してきた。 今まででは見たことのない場所でも白波がたってきて自然と期待感が高まってくる。さらに低気圧が近づいて来ているからか雪も若干強まってきて雰囲気も出てきた。さぁそろそろサーフィンがしたい!   今回のトリップ最後に待っていたのは、じつは今までチェックしていなかった場所のとある河口で人知れず割れていた圧巻の波だった。 しっかりとウネリを伴った分厚いセット頭程の波はアウトからインサイドまで完璧につながったまさにパーフェクトウェーブ。 そんな波を自分達2人だけでクタクタになるまで乗りまくってフィニッシュ!締め括りには完璧すぎる本当に最高の波だった。 今回のトリップは以前からずっとやってみたかったColdwaterSurfingの予行練習としてこの春先の北海道を選んだ。個人的にはColdwaterSurfingは水の冷たさもそうかもしれないけど、さらに外気温や周りの景観も含めた北国の厳冬期でやるものをイメージしていたので、そういう意味では今回は本当にやりたかったものとは違ったが、このトリップで厳冬期の北海道でのサーフィンのイメージはかなりついたので来シーズンに向けていろいろと準備をしたい。 それでも春先とはいえピリッとした水の冷たさを感じながら、残雪の山々をバックに北海道の壮大なスケールの中で波に乗るという行為は、期待していたとおりいつものサーフィンとは比較にならないほど「自然を感じる」ことが出来た。 さらに今回のトリップでは事前に当たりを付けていた地形とそれに必要な気象条件の予報だけを頼りに波を探しだすサーフサファリスタイルでいくつもの名も知らない無人のポイントでサーフィンをするとこができたのは本当に格別な経験だった。 やはり誰もいない無人の海に自分の経験値とサーフスキルのみで挑むこのスタイルは同じ海波でもそれから感じるすべてが別次元! そしてこんなマニアックなサーフトリップに付き合ってくれた相棒 @ariiiiiiiiiios には心から感謝! 来年こそは本当のColdwaterやりましょう!笑 おわり

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing Trip [ DAY2 ]

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing trip [ DAY2 ]

DAY 2 前日から日本海で吹き続けた強い北西風が夜中にそのまま南西風に変わり、翌朝〜午前中いっぱいまではそれが吹き続ける予報だったので、DAY2は事前に目星をつけていたこの気象条件に合いそうな地形の方面へ夜明け前に出発。札幌から1時間くらい車を走らせて海岸線の道になると、海は予想通りしっかりとウネリを伴った状態でいたるところに白波が見える。”これなら風の合うポイントであれば絶対に波にありつけそうだ!”とそれまでの多少の不安は吹き飛びいっきに心が躍りだす。 こんな感じではじめて行く未知の場所で自分の予想どおりに波を当てられるかも!とワクワクしてるこの瞬間がじつは実際にサーフィンをやってるときと同じくらい好きかもしれない。 さらに車を走らせると、思ってた以上にクオリティの高いポイントがあるわあるわのサーフパラダイス! いたるところで地形に沿って割れている波。波質だけでいえばどこでもサーフィンできそうだが、エントリーやインサイドの危険度も確認しながらベストそうなポイントを探す。 さらに進むとついに発見!セット頭くらいでアウトから規則的に割れてくるレフトブレイク。若干クセのありそうな波質だが見るからにGoodCondition! ちょうど夜明けから入っていたローカルサーファーが上がってきたタイミングで「波良いですよ!」とのお墨付きも頂いたので急いで用意して入る。 ピークポジションにつくとさっそくアウトからセットの波が迫ってくる。岸から見ていたよりも実際のセットは水量もあってパワフル。緊張感をもって最初のテイクオフをすると玉石リーフブレイク特有のパワーもあるがイージーな波質。丁寧にインサイドまでつなぐように乗りつなぐと自然と叫んでしまった。笑 もうこれでこの日は十分満足と思えるくらい最高の一本。 しかし2時間半くらいこのポイントで入っていたが、入りはじめて1時間くらいで次第に波が落ち着きはじめると、そこからみるみるうちにサイズが落ちてくる。と同時に波質も低下。。それでもまだまだ遊べる波ではあったが、今回はまだウネリが残っているうちに他のポイントリサーチもしたかったので後ろ髪を引かれつつも海を上がり、さらなる未知のブレイクを探しに出発! その後もポイントリサーチを続けいくつかできそうなところを見つけるも、自分たちの気持ちが贅沢になり過ぎていたかいまいちピンと来る波がない。結局1R目に入ったポイントでもう一回入ろうかということになり戻ると、「あれ、、全然波がなくなってる。。」本当にあっという間に波が消滅。これが恐るべし日本海マジックか(笑 ここまで幾つものポイントをパスし続けた自分たちの判断を急に後悔し始めるも時既に遅し。。サーフィンあるあるですね。笑 この時点でこれ以上先に進んでもおそらく目星いポイントは無いだろうなと判断して、札幌方面に戻りながら途中にサーフポイントになりそうな場所をしらみつぶしにあたるも、どこも急激なサイズダウンでほぼほぼノーサーフ。涙 そんなこんなしながら気づくと完全に石狩湾内に入ってしまい、これはもう駄目かなぁとほぼ諦めモードだったところ。ダメ元でチェックしたとあるビーチでサイズこそ大きくはないがなんとかサーフィンできそうな波が割れている。無人なので実際のサイズ感や波質が把握仕切れないところもあったが、もう何でもいいから海に入りたいという欲求もMAXまで高まっていたので迷わず入水! じつはそんなに期待もしていなかったのでここでは写真もとらずにサクッと入ったのだが、なんとびっくり実際に入ってみるとコシハラ位の波ながらしっかりとフェイスの張ったクリンクリンの波! しかも乗ってみると普通に3ターンくらいできる超ファンウェーブ。気づくと風もピタッとおさまり海面は完全な面つる状態で波のコンディションもさらに上がりもう完全なフィーバー状態!笑 2人貸し切りで数え切れないほど波に乗った。 面白かったのは、じつはここでの一番のハイライトはゲットしてる最中に乗り逃したスーパーセットだった。小ぶりながらチューブを巻いた美しいブレイク。普通のセットとは明らかに違う力強い波の音。この時は不思議なくらい「乗り逃した!」という残念な思いはなく、ただただ間近で見るその波に感動した。 15年くらいサーフィンをしているが、自分が乗った波よりも乗り逃した波のほうがハイライトとして記憶に残るという経験ははじめてだった。 結局ここで3時間近くサーフィンをしていたが、海から上がった時、本当に言葉にならないくらいの充実感でいっぱいだった。 いつもなら「波よかったねー!最高だったね!」とハイタッチするような場面だったが、自分も相方も自然と言葉をかわさず余韻に浸るように静かに「お疲れ」とだけ言葉を交わした。本当に素晴らしい経験をした直後の人間は、ただただ静かにその余韻に浸ろうとするんだなと実感した。 こんな経験をさせてくれるからサーフィンが辞められない。また次の冒険にチャレンジしたいと気持ちを駆り立ててくれる。 そのためにも、これからも自分のスキルや経験値、危険を判断できるセルフマネジメント力を高めて、新しい刺激を求めてこの遊びを追求していきたい。 と締めくくりっぽくなってしまったが、 これよりもさらに最高の波に出会ったDAY3につづく。笑  

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing Trip [ DAY1 ]

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing trip [ DAY1 ]

以前からずっとやってみたかったColdwater Surfing. 数年前からVimeoの有料動画でいくつかのColdwaterSurfing系の作品を見たりしながらトロピカルなイメージのサーフィンとは雰囲気がまったく違く、厳しくて威圧的な大自然に挑むどこか山の世界にも通じるところを感じるこのサーフスタイルにどんどん興味が湧きいつか自分もやってみたいなと思っていた。 とはいえかなりマニアックなスタイルゆえに、いつものように家族を巻き込んでいくわけにもいかず、また一緒にこんなサーフトリップに行ってくれる仲間もなかなかいない、、笑 いつかできるかなぁなんて思っていたところ、今回たまたま十年以上のサーフィン仲間の1人が今年ドライスーツを新調したという話を聞いていたので、これはチャンス!とばかりになかば強制的に今回の北海道トリップを計画し一緒にいくことにした。笑 (最近Netflixでも日本語字幕公開されたUnder an Arctic Skyというアイスランドを舞台にした作品が公開されている。北限の世界でのサーフィンをとても魅力的に描かれていて自分もかなりこれに影響を受けた。まだ字幕公開される前からVimeoで繰り返し何度も見ていたくらい本当におすすめの作品なのでNetflixを契約してる人は是非見てみてほしい。笑 ▼のはVimeoのTrailerだがこれだけでもこのスタイルの魅力が伝わるはず!) Under An Arctic Sky - Official Trailer #1 from Chris Burkard on Vimeo.   DAY 1  今回は3日間のトリップだったが、初日も朝からガッツリ周りたいということで前日夜19:30の最終便で成田から新千歳へ向けて出発。翌日から北海道も冬型が強まるということで日本海側は期待大! とはいえ現地でのアテンドなどは一切なく、すべて自分の予測だけでポイント探しから波を当てようとしてるのでこの時点ではどうなることかまったく未知!笑 じつは今回たまたま自分の弟が昨年秋から仕事で札幌に転勤、現在単身赴任中なので、ここぞとばかりに3日間の寝床と車を借りることに。笑 前日23時過ぎに札幌の弟の家に到着後、しばし晩酌をしてから翌日に備えてサクッと就寝。翌朝は少しゆっくり6時頃に起きて7時過ぎに石狩方面へ出発。 ちなみにこの北海道トリップもあらかじめ自分自身で地形とそれにあう気象条件をリサーチしておいて、現地でぶっつけ本番で波を見つける「サーフサファリ」スタイルで挑んでみた。数年前から夏の北海道や冬の日本海・九州でこのスタイルを実践しているが、じつは今回結果的にはその集大成といっても良いくらい予想以上の収穫をあげる事が出来た。しかもそれは自分のサーフィン史上いちばんの経験になったと言っても過言では無いくらい、本当に幾つもの素晴らしい波に巡り合うことが出来た。 遅めの昼食を堪能した後は少し風が落ち着いたので2R目は朝方ハードそうだった石狩メインのリーフポイントに移動。 予想通りフェイスが整って来ている日も落ちかけてきた夕方に入水。 残り2日あるけどこの時点でもう身体も心も100%満足。笑 2018 Hokkaido ColdwaterSurfing trip  DAY2 につづく。  

NISEKO BC Trip

NISEKO BC Trip

こんにちは。 moonlightgearの服部です。 今回はニセコへのトリップのお話。 かれこれニセコへは小学校5年生の時に親に連れられてスキーからスノーボードへ転向したキッカケを与えてくれた場所。 年末年始は家族でニセコで過ごすという家族の風習が今の山岳滑走好きの自分を形成している。 それから何度訪れたことだろう。 大学時代はニセコでホテルでのバイトを行い、ひたすら暇を見つければ滑る日々を送ったり、 友達と数人でキャンピングカーを借りてシーズンを過ごしていた。 その魅力は冬だけではなく春、夏、秋、それぞれのシーズンいつ来ても楽しめる魅力がある。 東側より一番ゲレンデとしても有名なアンヌプリ、五色温泉が懐にあるイワオヌプリ、二トヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、白樺山、目国内岳、雷電山と連山となる。 一昨年の夏はFASTPACKINGで連山縦走し、冬場訪れたことのない西側の調査ができた。 冬には全て雪で埋まってしまう沼とお花畑がとても綺麗だった。 そして去年は白樺、シャクナゲの滑走。 さて今年はどんな日々を送れるのか楽しみ。 今年は小峯さん、ノブさんとどこに行こうかと検討していたところ、 偶然にも今回同じタイミングで、 MOOSEの石田さん、カメラマンの小関さんと同じタイミングだったため5人でのトリップ。 そして一昨年より移住しニセコのローカルモトさんによるアテンド。 1日目は天候の兼ね合いもありのんびり小樽、余市の観光。 ウィスキーの試飲の量が多くて満足度が高いのでオススメ。 そしてナイターからの足馴らし。 この日は爆風で途中リフトが止まったりしたけど確実に降り続く雪に期待。 2日目はゲレンデの滑り込み。 今年はシーズンのんびりしていたこともありこの日までの滑走日数は6日ほど。 しっかり滑り込んで足腰ならし、BCの時のために滑り込むことが重要。 山岳滑走のためには滑り込む足腰、 何かあった時のためにしっかりと土台ができてないと怪我やトラブルの原因となるためとても大事。 クライミングジムで練習するのと同じでスピードコントロール、体感、足腰をならす必要がある。 この日はちょうどk2のTTモデルなどの発表があったためお世話になっている方々とも会いとても楽しかった。 そして3日目。 前日の積雪と気温ともコンディションがとてもよく五色温泉方面のBCへ。 山岳滑走をやめられないのが雪のコンディション、天気、気温と様々な環境で左右されるという点もあると思う。 五色温泉より、 アンヌプリ方面へハイク。 地形図には現れにくい沢が何本もあり無数に滑れる面があり、グッドコンディションで滑るには正直何年もかかるんじゃないかと思うくらい無数にライン取りができる。 BCの醍醐味はこのハイク。 「あそこ良さそうだね」とか、「ここから登って、ここ滑ろうか」 とかまさに前々回述べたOMMの地図を読み解くという点ががっちりハマる。 夏山、冬山関係なく山のスキルを高めることにより様々なアクティビティにハマり応用がきく。 DROPポイントに着き、各それぞれ用意をして滑走。…

小同心クラック 

小同心クラック 

こんにちは。 MoonlightGearの服部です。 今回は12月初旬に行った八ヶ岳小同心クラック。 岩と雪ミックスのアルパインクライミング。 今回のメンバーは健介師匠と橋本さんと3人。 自分は冬になるとほとんど滑り一色となってしまうのだが、 よりスティープなラインをすべるなら岩と雪のミックスしたところをクライミングしたり確保したりとしなければいけない。 その練習も含めいつもお世話になっているお二人にご指導頂きました。 朝4時に美濃戸口出発。 赤岳鉱泉に着く頃にちょうど今から登る大同心、小同心が綺麗に見える。 赤岳鉱泉から大同心への基部に向かう間、 陽が当たり気温も上がってピリッとした空気が和らいで来た。 小同心への取り付き。 広めのテラスになっており、各自装備セッティングしたり、補給したり、お白湯を飲んだり束の間のひと時。 後ろにはアルプスが綺麗に見える。 3人いるとリードの時間もかかり寒さとの戦い。 この日は-15℃くらいでずっと日陰のため終始震えながらリードしていた。 第2??3??ピッチからみた阿弥陀。 赤岳、阿弥陀はいつ見てもかっこいい。次はこの北西稜に行こうと言いながら登って行く。 クライミングとしては比較的簡単だが、 浮石と雪とミックスしており気が抜けない。 そして何と言ってもリードして登って行くにはまだまだスキルが足りなく感じた。 終了点。 ずっとクライミングで腕を上げて岩を持ちながらとガチャ類を触っていたおかげで手の感覚がなくなっていた。 大同心と奥に見えるのは北アルプス。 硫黄からみた大同心と小同心。 クライミングをしていたところを見返してすごいところ行ってたなと改めて感じた。 アルパインクライミングはグレード関係なく、その場の状況判断や精神的な部分で身が削れ難しい。 それはBCスノーボードと同じで、 緊張感やこの先どうなっているのだろうという不安とワクワクが入り混じるような感覚がたまらなく気持ちよく感じる。 冬という短い季節の中でこれだけの景色、クライミング、滑降を何回出会うことができるのだろうか?? 限られた時間の中で今回のクライミングはとても勉強になった。 今回も健介さん、橋本さんと行けてとてもいい時間を過ごせました。 ありがとうございました。

Alpine Training Tour  Day1

Alpine training tour Day1

あえて避けて来たわけでは無いけれどこれまで足を踏み入れてなかった冬の山、 それもアルパインの世界を知りたいと思ったのは純粋に自分たちの山のスキルや経験値をもっとあげたかったから。そしてその経験が今後MoonlightGearやOMM等の自分たちがこれまで培ってきたライフワークにも新たな創造性や刺激を生んでくれると思ったから。 ということで、今回から3回にわたって我がノマディクスのアルパインスペシャリストJeff にガイドをお願いして雪山訓練をすることに。 ジェフは一昨年に南米最高峰のアコンカグアを登頂、昨年も北アメリカ大陸最高峰デナリの厳冬期(2017は最初の入山者になった)にしかも単独で行っているくらいのこの道のプロフェッショナル。日本でも18年くらい連続で元旦の富士山に登ってたり、日本100名山を冬季に登るという面白いチャレンジも数年前からやっている。そういった話しは一緒に仕事をはじめてからいつも聞いてきたし、その話の中でもプライベートで一緒に山を走ったりする時でも彼の山での安全に対する考え方や向き合い方はいつも勉強させてもらってきたので自分たちの雪山のコーチだったら絶対に彼にお願いしたいと思った。 初回は日光国立公園白根山へ。 これまでの自分達の山の経験や知識を一旦すべて忘れて、装備、山に入る前の心構えから、雪の登り下りの基本的な歩き方、アイゼン、ピッケルワーク、滑落停止などの初歩のスキルを基本の基から時間を掛けてジェフにレクチャーしてもらいながら山頂を目指してゆっくり登った。 登り出したのが9時頃、森林限界を11時半ごろに抜けて、山頂付近で2時間半くらい色々な練習をしたあとにのんびり下山。 ゴンドラに戻ったのは15時前だったので全行程5時間半くらいのコンパクトながら充実した1日になりました。 日光白根山。自分たちのようにこれから雪山を始めたいという人にとっては、安全に基礎的なことを練習できる場所としてもとてもおすすめなゲレンデじゃないかなと思います。 ジェフ先生ありがとうございました。 次回の講習も楽しみにしてますー。

Boulder Explorering  Tour

Boulder explorering tour

今年3月に日本で初開催となるOMM LITE/BIKE Tokushima-kaiyoのイベント準備で四国・関西方面を回っていた帰りに、Sky High Mountain Worksのタクさん達が以前から調査している某エリアの開拓ツアーに合流させてもらい久しぶりに2日間みっちりクライミングを楽しませてもらった。 開拓中のエリアなのでもちろん情報は完全にシークレット。 それにしてもとにかくこのエリアの岩のデカさとクオリティの半端じゃなくて出て来る岩という岩の殆どがハイボール。(笑 自分もボルダリングにはまっていた頃はよく地元の埼玉の山をリサーチに行って、そこそこ良いボルダーを見つけ出して登っていたけど、このレベルの巨石が、しかもそこらじゅうにゴロゴロしてるところって関東方面ではまず見たこと無いし、こんなところを見つけ出すタクさんの「嗅覚」は本当に流石の一言。 さらに登るために岩磨きならぬ、岩掃除から始まり、「課題」ではなく岩の自然なラインを見つけ出して一手一手探るようにトップまでつなげていく、これこそクライミングの醍醐味。てゆうかこれがクライミングでしょう。 正直ここ数年課題登り的なクライミングに全く上がってこなかったモチベーションがこの2日間で一気にマックスまで上がった。笑 毎回一緒に遊ばせてもらう度に強烈な刺激をもらえるのでタクさんにはいつも本当に感謝しかない。 今回も本当に有難うございました〜   ただこんな威圧感も半端じゃない岩達をまともに登るためには、今の自分の軟弱な筋力と心の準備ではまったくお話しにならないので、これからしばらくは次回の開拓ツアー参戦に向けてモチベーション全開でトレーニングしたい!

OMM Japan 2017

OMM Japan 2017

こんにちは。 MoonlightGearの服部です。 今回はOMM JAPAN 2017について。 3回目の出場となり、 今までの結果は、 2015年 Straight Long DNF。 2016年 Straight Long 完走。 そして今年はStraight B(今までのLong)を出走することにしました。 ストレートは1日9つのコントロールを順番通りとるというシンプルな設定ですが、一つでも落とせば失格。 地図読みを行いどのような過程でコントロールをとりに行くかという一つも落とせないプレッシャーのある設定となります。 毎年の勢いであればストレートAにしようという意気込みだと思うのですが、 今年は全く走っていなくて(サーフィン、クライミングに集中していた)ので、ストレートBでも完走できないのではという不安感の中出ることになりました。 今回のパートナーは、今年よく一緒にクライミングに行っているマナブ君。 実は一緒に走るのは今回が初めて。 そういう点含め今回は不安感たっぷり。w 装備は、 PACK
:OMM Ultra 20 パッドを抜いたもの(335g)
OMM Gopod (30g×1) 

Shelter:NORDISK(共有装備)(500g)(ペグ込み) 

Sleeping Bag:
CUMULUS X-LITE 200 (345g)
CUMULUS BIVY (190g)
→シュラフ、インサレーションのスタッフサック兼用 Mat
:EVERNEW FAST MAT 100 (150g) Shell:
OMM: Kamleika jkt (275g)
OMM Kamleika…

THE OMM 50th Anniversary Race  [ Day1]

THE OMM 50th Anniversary race [ day1]

ここ数年は夏のOMM LITEからOMM JAPANまでの忙しさがなかなかのもので、12月に入ってようやくそのペースが落ち着く。 次々と迫ってくる大きな仕事を一つづつしっかりと成功させていくのは、仕事としてのやりがいはとしてこれ以上ないほどだけど、 気がつくと本当にタイムスリップしたかのようなスピートでこの年末を迎えている。 ひとつひとつを振り返る暇のないくらい忙しいのはやはりオーバーペースかなぁ。 来年はもう少しペース配分もしっかりと考えてやっていきたいし、仕事とは別に個人でやりたいことの時間ももっと作りたい。 あれ?これって来年の抱負??笑 そんなこんなようやく落ちついてきたので、そろそろこの10月末に3年ぶりに参戦したUKのTHE OMM 50th Anniversary raceについて書こうかなと思う。 ・・・・・ まだ日本でOMM JAPANを開催する前、日本での初開催を目指して視察を兼ねてUKのTHE OMMに初参加したのが2013年大会。 その時に参加したのが今回出場したクラスと同じC COURSEだったが、当時はナビゲーションのスキルも殆どなく参加したし、、 正直なところ1日20kmちょっとだったら歩いてでもFINISHできるでしょ的な感じで舐めてかかってところもあって、結果はもちろん完全に撃沈。。 さらにUKの超過酷な風、雨、オフトレイルに体力的にも精神的にもやられ、そんな状況でも誰も助けてくれないOMMの自己責任セルフレスキューのルールを 痛感しながらコースクローズ後の夜8時過ぎに低体温症ギリギリの命からがらな状態でオーバーナイトキャンプに戻ったのは今でも本当に苦くていい思い出になっている。(その強烈な経験が今のOMM JAPANの運営に生かされているのは間違いない) それ以降も毎年UKのTHE OMMには行ってはいたものの運営のシステムやコミュニケーションを学ぶ為に レースには参加せずにバックエンドに入っていたので今回の2017年大会は実に4年ぶり。 自分にとっては4年前のリベンジでもあるし、50周年という大きな記念大会でもあるので100%コンペティターモードで完走目指して参加を決めた。 しかしドM精神大国イギリスのしかも50周年というアニバーサリー大会らしく、実際は想像を超えたタフなコンディションが僕らを待っていた。笑 10月27日(金)レース前日に現地に到着。今回のイベント開催エリアはこの5月のHiking Tripでも行ったLake District。 イギリスを代表する美しい国立公園でこんなところでこんなイベントが開催できることが本当にすごいと思う。 と日本で運営をやるようになってからそういったことのほうが気になるようになってきた。笑 この日の現地は10月のイギリスとしては本当に珍しい超快晴で、雲ひとつない青空と美しい紅葉が本当に美しかった。 こんな天気の良いこの時期のイギリスは自分も5年位毎年来ているが本当にはじめてだったし、 地元の人達もUKのOMMスタッフ達も皆口をそろえて今日の天気は本当に最高だ!ってすごいテンションで喜んでたのが印象的だった。 でもあとで聞いたらそれもそのはず、この日は太陽が出たのも約1ヶ月ぶりだったらしい。。 本当にこの時期のイギリスってそんな天気なんだよなぁ。。と急に気持ちが明日のレースに向く。。笑 その後は観光したり宿泊先でのんびり過ごしたりしながら夜になるのを待って、6時過ぎくらいにイベントセンターに向かった。 今回のイベント会場内はOMM 50周年ということで過去のMAPやイベント初期に使われていたウエアやテントなども展示されている…