塩の道 逆走 Bike Packing [ DAY3 ]

塩の道 逆走 Bike Packing [ DAY3 ]

Day3 最終日は実質行動できるのは昼までの半日しかないので、朝4時半に目覚ましをかけて各自軽い朝食と出発の準備を済ませて5時過ぎには出発。   帰りの電車の時間を考慮すると昼頃にはゴール地点の日本海に確実に到着しておきたいということで、 この先のルートについては所要時間にもある程度の余裕をもたせたアレンジが必要だった。 オフィシャルコースMAPではこの先、姫川温泉〜糸魚川へは大きく分けて、「東まわりコース」と「西まわりコース」に分かれる。 西ルートはトレイルが中心だが見るからに細かなアップダウンの繰り返しが糸魚川まで20Kmほど近く続き、さらにコースMAPには「夏場はルートが不明瞭になる」という注意書きがあるくらいなので、今回は時間的に無理があると判断し断念し、東まわりのルートで行くことに。 さらに僕らが選択したルートは一番東側の「鳥居峠越えルート」、姫川温泉から一気に600m標高を上げてその先に待ち構えてるかもしれないビッグダウンヒルに期待して選択したのだが。。。 上り始めてから1時間。予定よりも30分も早く「鳥居峠越えルート」の入り口に到着。 体力的にも温存できてるしCRAZYSheep様々を実感。しかしこの旅で唯一一人だけオールマウンテンバイクで参戦していたニンニンはここまでは持ち前のガッツで遅れることなくついてきていたが、流石にこのヒルクライムは辛そうだった。笑 この先はトレイルであと300mほど標高を上げる。ここを抜ければ目的の長い長い気持ちの良いダウンヒルが待っている...はず。 なのでこの登りをサクッと早く楽しみにしているダウンヒルを下ろう!と皆意気揚々と先に進む。 しかし、待っていたのは予想もしなかった超ワイルドなトレイルだった。 ここまでに進んできた塩の道トレイルからは予想もできないような細くて荒れた登山道は、自転車を漕ぐことはもちろん押して進むことさえ厳しい、何度も担ぎを強いられる超ハードなコース。さらに先に進むに連れてトレイルが不明瞭になっていきまさかの藪漕ぎまで出てくるアドベンチャールートに。笑 こうなると自転車はただの「鉄の塊」と化し、パッキングした装備も含めたその全重量を担いで進むことに。 歩きでも手を使って上がるような急登をバイクを担ぎながらクライミングするという体力的にも精神的にもタフな局面に何度もぶち当たりながらも、江戸時代にこの路を歩いた「牛方」(牛と伴に塩を運んだ行商)さながらに”牛歩”の歩みで進みます。笑 (というか、こんなハードな路を当時の牛さんたちは本当に進めたのかな??) しかしこういう局面もルート開拓の醍醐味のひとつと、もうこうなった以上はこの状況も楽しむしかありません。 予定よりも3倍以上の時間を費やして目的の峠に到着。 約2時間半をかけて進めた水平移動距離はなんとたったの1.5km。。 じつは今までの経験上、あまり情報の無い今回のようなルートを狙った山サイスタイルのバイクパッキングではこういった予想外の大変な状況になることはけっこう多い。ただ、こういうシュチュエーションになると体力面、スキル面でも簡単ではなくなるのでかえって冒険的要素が上がり旅はが面白くなる。本当に大変だし精神的にもタフではあるけど乗り越えた時の達成感や爽快感もまた格別。まさに山岳スポーツの感覚だ。 ここからはいよいよ旅のハイライトになる気持ちいいダウンヒルが待っている!ということで休憩もそこそこに先をいきます! 下りはじめた峠からしばらくは緩やかなダート続く。Fieldaccess(国土地理院地図)ではもうとっくに走っている道はトレイルになってるんだけどな、、。このあたりで少し不安がよぎるが。。 その先も颯爽に下ると林道ダートはアスファルトに変わりこの時点でメンバー全員がこのルートの結末を悟った。 結局ビッグダウンヒルを求めて選択したこの鳥居峠越えルートは序盤の鬼のような押し担ぎのアドベンチャールートを越えたその先に、期待していたような下りセクションは一切も無かった。。 しかし最高に楽しかった。いつもそうだけどやっぱり実際に来てみてないと地形図の等高線だけではどんな道かは分かり切れない。たがそんなところこそ冒険心とともに行きたい!確かめたい。という欲求を駆り立てくれるこのBike-packingスタイルのもっとも魅力的な部分でもある。 旅のゴールに設定した日本海は旅の終わりとその達成感を引き立てくれる素晴らしいFinishだった。これだけは塩の道でも今回みたく逆走しないと味わえません。笑 3日間を通してこの塩の道逆走bike packing は自分たちの探求しているbike packing の大きな収穫のある旅だった。一番の気付きは街〜里〜山と道中で何度も入れ変わる景観のおかげでトレイル、ダート、アスファルトとどんな路も旅の一部分として純粋に楽しむことが出来たこと。これは足だけのスピードでは味わえない自転車旅ならではの大きな魅力だし、さらに自転車だとしてもこのMountain Bikepackingスタイルでないと今回のようなタフなトレイルも含めた自由なコースどりは出来ない。 今まではどうしても長いアスファルトのロードを敬遠しがちだったが、今回の経験でそれも旅の中でのひとつのセクションとして楽しむことができると分かったので、となるとこの日本でもっともっと長いバイクパッキングコースが地図上に浮かんでくる。まさに可能性を広げることが出来た大きな収穫の旅になった。 さぁ次はどんな旅をしようかな。

塩の道 逆走 Bike Packing [ DAY2 ]

塩の道 逆走 Bike Packing [ DAY2 ]

夜中から降り出した雨は朝起きるとすでにそこそこ強くなっていたが、奇跡的に見つけた超快適な屋根のおかげで問題なし。 全員一列に並んでビビーに潜り込りこみ、吹き込みも気にせずに朝まで熟睡することができた。 こんなふうに僅かなスペースさえあればどこでも幕営できるビビーの自由度の高さはこういった旅のスタイルでは最強の武器になる。 雨が降ってなければ屋根だっていらないし、これが我らが愛するゴロ寝スタイル。笑 雨はあまり弱まる気配がない。 昨日のロードオンリーのコースから今日はいよいよ塩の道トレイルの核心部に入るし、そこそこタフな一日になりそうな予感しかないが、同時にこの先に待ち構えるオフロードセクションを思うと自然と気持ちが高ぶってくる。 まずは、各自でコーヒーを入れたり、軽い朝食を済ませたりしながらゆっくりと出発の準備を始める。 出発は8時過ぎ、まずは小谷方面に向けてゆっくりと自転車を漕ぎ出す。 白馬岩岳〜小谷栂池にかけてはしばらくアスファルトの山道が続くが、いよいよ塩の道トレイルの入り口にはいるとそこからはトレイル天国! 細かいアップダウンが連続する気持ちのいいトレイルを進む。登りも下りも乗車率ほぼ100%!これは最高だ!と雨も忘れるくらいにテンションMAXに。 塩の道トレイルは小谷〜糸魚川の区間は大きく東ルートと西ルートに分かれる。僕らはオフィシャルコースマップの「千国越えルート」から西側の「石坂越えルート」を行くことにした。MAPを見るとわかるがこの石坂越えルートは国道148号に沿うようなルートになっている。やはりオフロードでアップダウンの多いトレイルは下りが早いMTBとはいえロードに比べ圧倒的に距離が伸ばせない。ゴール地点の糸魚川まではDAY2、DAY3で残り約60〜70 kmの道のりだが、今日のここまでのペースでいくと1日30km進むのが限界かなという印象だった。また最終日は昼ごろには糸魚川のゴール地点に到着したいので実質的に残された時間は1日半になる。この先のトレイルの状況も未知だったので、状況次第ではいつでも国道にエスケープして先に進む事ができる石坂越えルートを選択した。逆に東側の千国越えルートは峠越えの連続でタフそうではあるが、もしかすると最高のダウンヒルができるかもしれないし、いつかはこちらのルートも行ってみたい。 さて、実際に走ってみるとこの「千国越えルート」〜「石坂越えルート」はトレイルもよく整備されているし、いたるところに歴史を思わせる石仏や石碑が多く見られるので、楽しいライドに加えてさらに「古道」ならではの魅力も味わえる素晴らしいコースだった。またトレイルもずっと続くというよりも途中何度も昔ながらの小さな集落に出たりすることが多いが、そういった景色の移りかわりもまたトリップ感を増幅させてくれる要素になっている気がする。 このエリアは自分達が求めているMTBでダウンヒルを楽しみながら先を進むというBIKE PACKINGスタイルの理想的なルートの一つだと思う。世界的に見てもこんなに山の中にまで細かく道路が発達した国はこの日本くらいしかないが、だからこそ道路とトレイルを細かく繋ぎながら、ダウンヒルを楽しむことをメインに考える今回のトリップのようなBike packingのスタイルが可能になる。この塩の道小谷エリアにはそんな要素が凝縮されている気がする。 午後4時回った頃、北小谷駅を過ぎたくらいのところでそろそろ今日の宿泊地を見つけようということに。 ただこの小谷エリア、幕営地になるようなキャンプ場がなく民宿などの宿泊施設も殆どないのが唯一のネック。 この日もひとまず姫川温泉郷まで行ってそこでどこかステルス泊ができるような場所を探そうとなり、国道148号を走っていると途中でいきなりMoose石田さんが「なんか硫黄の匂いがするよ」とストップし周囲を見回す。と全然気づかなかったが前方に「温泉」の旗が立っている。すかさずその場でGoogleで調べてみると、まったくノーマークだったがなんと天然温泉施設のすぐ脇でキャンプもできるということが判明! Day1に続きこんなミラクルあるんだなぁと皆で大喜びしながら、この日のヒーローになった石田さんを称える。笑 国道から姫川 の渓谷に向かって降りていくと壮大な渓谷にポツンと佇むディープないい感じの雰囲気の温泉施設が。もう完全に当たりです。 「湯原温泉 猫鼻の湯」どう見てもフルDIYな作りの建物の中はこれまた山小屋を思わせるナイスな雰囲気。また料金もリーズナブルで、なによりも源泉掛け流しの泉質は最高。しかも小屋にはビールまで売ってるし。本当に言うことなしの最高の秘境です。 さらにこの日は平日というのもあってか、自分たちの他にはお客さんはいない貸切状態。 しかもここの店主のおじいさんがかなり変わった面白い方で、7時頃に「俺はもう帰るけど泊まってる人はいつでも好きに風呂入っていいし、この小屋で寝てもいいからな。」と言い残して帰るという予想もしない展開に。笑 もうこれ以上ない最高の宿泊地で、この日も快適で楽しい夜を過ごさせていただきました。 塩の道トレイルを行くなら、この「湯原温泉 猫鼻の湯」は絶対におすすめです!   焚き火を囲んで談笑を楽しんだあとは、寝る間際にもう一度露天風呂に入って本当に贅沢な夜でした。 Day3につづく。

塩の道 逆走 Bike Packing [ DAY1 ]

塩の道 逆走 Bike Packing [ DAY1 ]

ずいぶん時間が立ってしまったが今年6月に行ったBike packing 塩の道について。 今回選んだルートは江戸時代に糸魚川から松本まで塩を運ぶ路として栄えた日本の古道「塩の道」 「塩の道」を今回の旅のルートとして選んだ理由だが、まずは自分たちがBike packingで2泊3日くらいかけて行くのにちょうど良さそうなルート。また”旅感”もほしかったので距離もそこそこ走りたい。(今回は3日間で約120km)。そしてトレイル、できればトレイルダウンヒルができるような山サイセクションを含むルートで探していた。 また塩の道はここ3年ほどOMM LITE BIKEの開催地としてお世話になっている白馬、小谷村もルートに入っているため一部イベントのコースとしても使わせてもらったこともあり部分的だがトレイルの雰囲気のイメージもあった。何より個人的にも馴染み深さを感じていたこともあったので、ぜひこのルートを走ってみたいと思った。 また逆走にしたのは、最後のゴール地点が海のほうが盛り上がるんじゃないかという単純な理由がほぼ8割、それにルート的に山側から海側を目指すわけだから逆走のほうが下り基調でバイクで下れるセクションが多いんじゃないか?と予想したから。 ということで、いつもどおり出発直前の2日前くらいに行く場所が決定し(笑)、今回の旅のメンバーのNomadics 千代田、服部と、名古屋のOUTDOOR SPECIALITY MOOSE の石田さんと自分の4人で出発地点の松本駅ちかくのコインパーキングに10時に集合する。 そこから準備したりなんだかんだで結局出発は11時前くらいに。まずは出発点の「牛つなぎ石」を目指す。   松本から安曇野あたりまでは街中や平地なのでロードがメインだがきれいな用水路沿いの小道だったり農道を自転車で走るのは意外にも退屈はしない。 ただこの区間はほぼ標識的なものがないので注意。自分たちは塩の道トレイルのオフィシャルサイトに掲載されているコースルートを事前にフィールドアクセス上にピン📍を落としておいたのでそれをたより進んでいく。 それがまた「ここ塩の道?」「あってるよね?」みたいな感じで変なところに迷い込んでしまったり、ルートを探しながら進むのがかえって冒険心をくすぐられる感じで面白い。 正直、歩きでは間違いなく退屈な路もバイクのスピード感や仲間とのツーリング感覚なら全然楽しめる。 「塩の道は歩きよりむしろバイクの方が向いてるんじゃないか」と思うくらいまだまだ序盤も序盤なのだがこの時点ではBikePackingのルートとしてかなり良い印象。   大町に入るころからようやく「塩の道」の文字が入った看板が出てきたり。ゆかりのあるスポットが出てきたりと、やっと「塩の道」っぽい雰囲気が感じられるようになってくる。笑 また長かった平地エリアから山に近ずいてくるにつれて自然も豊かになり、とくに木崎湖〜青木湖の湖畔エリアはアスファルトだけどバイクで走っていると本当に気持ちが良い場所だ。 1日でも街や自然の移り変わる景色から感じられるこの凝縮されたトリップ感は、徒歩では味わえないバイクツーリングならではの醍醐味なのかなと思う。 11時に松本を出発してから約7時間、18時くらいにこの日の宿泊予定地にしていた白馬村に入る。この時点での移動距離が約60kmちょっと。途中お昼を食べたり寄り道したりとかなりのんびり進んできたのだがそこそこの距離を走ってこれている。やはりロードしかも殆どがフラットな平地だと自転車はあっという間に進みますね。全行程が120km なので距離的にはもう半分来ている計算。ただ明日からは本格的な塩の道トレイル、山道に入っていくのでこうはいかないはず。そういった意味でも1日目はツーリングメインのセクションだったけど3日間の旅としてはこれはこれで良いアクセントにってると思います。 時間もちょうど夕食時だったので、この日は白馬の名店「白馬飯店」でちょっと豪華なディナー。 ハイキングなら一度山に入れば途中でこんな豪華な食事をするなんてことはまず無いが、そこがまたBIKE PACKINGの違うところ。絶品の麻婆豆腐に白馬ビールという最高の組み合わせを味わいつつ、皆で今日1日の旅について振り返る至福の時間。正直めちゃくちゃ楽しいわけです。笑   8時ごろに店を出るとあたりはすっかり暗くなってる。ずいぶんのんびりしていたが、実はまだこの時点で宿泊場所が決まってない。しかもこの日は夜から雨予報だというのに、4人全員でシェアしようとなっていた大判のタープを千代田が忘れるということがこの時点で判明!笑  しかしそんな状況でも「先に風呂にする?」「でも風呂に入ってから宿泊地を探したくないよね。」とか本当にのんきに計画性のかけらも無い会話を4人でしながら、とりあえずは「屋根のある」宿泊場所を探そうということに。笑     自分の記憶の隅のほうに岩岳の近くに東屋があったような気がしていたので行ってみるが完全な記憶違いでなかった。笑 橋の上から松川の河原を眺めながら「あの岩の脇で寝ようか?」「いやいや無いだろ」とかアホみたいな会話をしながら、幕営地難民さながらウロウロしていると、まさかまさかの奇跡が。 松川の河川敷沿いにポツンとあった東屋はちょうど4人がピッタリ雨宿りできるくらいのサイズで、しかもまさかの焚き火床まで搭載! 信じられないくらい超快適な寝床をゲット。 超快適な屋根の下、焚き火を囲みながらコンビニで買ったビールで乾杯。 最高の気分で全員ビビーに入り暖かく就寝。 day2につづく

燧ケ岳 BC Trip

燧ケ岳 BC Trip

こんにちは。 MoonlightGearの服部です。 今回は燧ケ岳へのバックカントリーの話。 行ってきたのは3月の中旬。 どこからアプローチをするのにも20km以上歩かなければアクセスのできない場所。 冬の間は除雪されていない林道を20〜30kmほど歩かなければいけないのでほとんど人は入っておらず奥深い場所となる。 そのためトレースはもちろんのことラインが付いていない可能性の方が多いため冒険的かつ山を歩くという点では最適な時期。 まずはベースとなる桧枝岐村で車の入れるところまで入る。 今回は除雪作業が進んでいないため、ミニ尾瀬公園からハイクがスタート。 途中までは除雪されておりのんびりと板など担ぎながら進んで行く。 除雪がされてないところより板を履きハイク。 途中傾斜がついてきて巻道となるためショートカット。 これが結構傾斜があり意外ときつい。 雪山の楽しさは雪面となるため道無き道を進むことができ、 地図を読みながら進む楽しさがある。 途中燧ケ岳へ入って行くのに帰りのルートの雪面状況も見たいため、 ショートカットをしながら夏道の手前からアプローチして行く。 これが予想以上にきつく滑るにはいい斜面なのだが登るとなると傾斜がつき結構しんどい。 夏道に出てからは拓けた稜線上となるため気持ちよくハイクできる。 最後の急登を上がると燧ケ岳山頂へ。 山頂に出てようやく尾瀬沼が見える。 ちょうど昨年の3月には至仏へ登り滑走したのを思い出した。 今回使用したベースレイヤーは、 2-tacsのbba#1 Hoody。 このベースレイヤーは、 140m/gのメリノとナイロンの中空糸を使用しているので比較的強度があり、 風に煽られても抜けきらず、温度差のある3〜5月に使用するにはもってこい。 気温は−5℃〜7、8℃前後だったため動き出しは化繊のベスト(OMM Roter Vest)と合わせ、 その後体が温まってくるとずっとこのベースのみでの行動でオーバーヒートせず、 風に煽られても寒く感じにくく快適に歩くことができた。 フードがとても優秀で生地を2重にしているのでネックゲイター代わりとなり、日焼けの対策にもバッチリ。 メリノはずっと着てても匂わないため、2日目以降も着ても匂わずベタつきもないので荷物も減らせるし、 天然素材ならではの気持ち良さがいい。 滑る際はこの上にシェルを着て滑降をすることになる。 滑り出しは雪面も硬くハードな雪質。 途中から気持ちの良いシャバ雪になり、 谷地形となるため当て込みながらとても気持ちのいい斜面。…

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing Trip [ DAY3 ]

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing trip [ DAY3 ]

Day3 この日は前日まで関東方面を春の嵐で荒らしてた低気圧の南ウネリを期待して粉雪舞うなか道央太平洋側へ向かう。 昨年夏の北海道トリップの時にもこのエリアは重点的にチェックしていたので、すでに頭の中には南ウネリに反応し良い波が割れてきそうな場所はすべてインプットされている。夏のトリップではあいにく南ウネリに恵まれず実際にサーフィンをすることはできなかったが、その時に確信に近いポイントは幾つも発見していたので、今回はそれらを回収しに行くような気持ちで臨んだ。 また動向も不安定な爆弾低気圧なので前日夜ギリギリまで天気予報やシュミレーターをチェックして当日のプランを慎重に練った。 はじめは朝9時頃から風がそれまでのオンからオフ変わってくる予報の広尾方面も考えたが、前日から強いオンショアが吹いていたことに加え、ここはウネリの反応も良いエリアなので午前中いっぱいはもしかするとハードな状態がつづくかもしれないと予想。また個人的には夏に何度もサーフィンできているところなのでいまいち新鮮味に欠ける。その点は相方には申し訳なかったが結果として選んだプランは広尾と反対側の道央の太平洋側。 こちらの場合は早朝はまだ南ウネリに反応せず、午前中に掛けて徐々に南ウネリに反応してくると予想。さらに風は午前中いっぱい弱いオンショアが吹き午後からそれが強まるという予報だった。さらに自分たちの帰りのフライトスケジュール的に遅くても13時には現地をでなければならなかったためサーフィンができるのは午前中に1Rのみ。もしウネリの反応が予想よりも遅れればノーサーフという結果も十分可能性としてはあったし、弱いオンショアとはいえその影響が実際にどれほどなのかも確信は持てない難しい判断ではあったが、最後は男のロマンを優先させてこちら側に賭けてみることにした。   8時頃に最初のポイントに到着するがやはりまだ南ウネリの反応は弱い。しかし夏に来た時に比べれば確実に反応はしているし、アウトで割れている波の感じからこのまま予報どおりに南ウネリの反応が強まれば間違いなくサーフィンできる場所だと自分の中ではもうこの時点で確信していた。なので10時位までこのあたりでウネリが強くなるのを待つことも考えたが、この先にもまだまだチェックしたいポイントはあるので先を進むことに。 さらにいくつかのポイントをチェックしながら海沿いを南下させるとついに南ウネリが反応してきた。 今まででは見たことのない場所でも白波がたってきて自然と期待感が高まってくる。さらに低気圧が近づいて来ているからか雪も若干強まってきて雰囲気も出てきた。さぁそろそろサーフィンがしたい!   今回のトリップ最後に待っていたのは、じつは今までチェックしていなかった場所のとある河口で人知れず割れていた圧巻の波だった。 しっかりとウネリを伴った分厚いセット頭程の波はアウトからインサイドまで完璧につながったまさにパーフェクトウェーブ。 そんな波を自分達2人だけでクタクタになるまで乗りまくってフィニッシュ!締め括りには完璧すぎる本当に最高の波だった。 今回のトリップは以前からずっとやってみたかったColdwaterSurfingの予行練習としてこの春先の北海道を選んだ。個人的にはColdwaterSurfingは水の冷たさもそうかもしれないけど、さらに外気温や周りの景観も含めた北国の厳冬期でやるものをイメージしていたので、そういう意味では今回は本当にやりたかったものとは違ったが、このトリップで厳冬期の北海道でのサーフィンのイメージはかなりついたので来シーズンに向けていろいろと準備をしたい。 それでも春先とはいえピリッとした水の冷たさを感じながら、残雪の山々をバックに北海道の壮大なスケールの中で波に乗るという行為は、期待していたとおりいつものサーフィンとは比較にならないほど「自然を感じる」ことが出来た。 さらに今回のトリップでは事前に当たりを付けていた地形とそれに必要な気象条件の予報だけを頼りに波を探しだすサーフサファリスタイルでいくつもの名も知らない無人のポイントでサーフィンをするとこができたのは本当に格別な経験だった。 やはり誰もいない無人の海に自分の経験値とサーフスキルのみで挑むこのスタイルは同じ海波でもそれから感じるすべてが別次元! そしてこんなマニアックなサーフトリップに付き合ってくれた相棒 @ariiiiiiiiiios には心から感謝! 来年こそは本当のColdwaterやりましょう!笑 おわり

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing Trip [ DAY2 ]

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing trip [ DAY2 ]

DAY 2 前日から日本海で吹き続けた強い北西風が夜中にそのまま南西風に変わり、翌朝〜午前中いっぱいまではそれが吹き続ける予報だったので、DAY2は事前に目星をつけていたこの気象条件に合いそうな地形の方面へ夜明け前に出発。札幌から1時間くらい車を走らせて海岸線の道になると、海は予想通りしっかりとウネリを伴った状態でいたるところに白波が見える。”これなら風の合うポイントであれば絶対に波にありつけそうだ!”とそれまでの多少の不安は吹き飛びいっきに心が躍りだす。 こんな感じではじめて行く未知の場所で自分の予想どおりに波を当てられるかも!とワクワクしてるこの瞬間がじつは実際にサーフィンをやってるときと同じくらい好きかもしれない。 さらに車を走らせると、思ってた以上にクオリティの高いポイントがあるわあるわのサーフパラダイス! いたるところで地形に沿って割れている波。波質だけでいえばどこでもサーフィンできそうだが、エントリーやインサイドの危険度も確認しながらベストそうなポイントを探す。 さらに進むとついに発見!セット頭くらいでアウトから規則的に割れてくるレフトブレイク。若干クセのありそうな波質だが見るからにGoodCondition! ちょうど夜明けから入っていたローカルサーファーが上がってきたタイミングで「波良いですよ!」とのお墨付きも頂いたので急いで用意して入る。 ピークポジションにつくとさっそくアウトからセットの波が迫ってくる。岸から見ていたよりも実際のセットは水量もあってパワフル。緊張感をもって最初のテイクオフをすると玉石リーフブレイク特有のパワーもあるがイージーな波質。丁寧にインサイドまでつなぐように乗りつなぐと自然と叫んでしまった。笑 もうこれでこの日は十分満足と思えるくらい最高の一本。 しかし2時間半くらいこのポイントで入っていたが、入りはじめて1時間くらいで次第に波が落ち着きはじめると、そこからみるみるうちにサイズが落ちてくる。と同時に波質も低下。。それでもまだまだ遊べる波ではあったが、今回はまだウネリが残っているうちに他のポイントリサーチもしたかったので後ろ髪を引かれつつも海を上がり、さらなる未知のブレイクを探しに出発! その後もポイントリサーチを続けいくつかできそうなところを見つけるも、自分たちの気持ちが贅沢になり過ぎていたかいまいちピンと来る波がない。結局1R目に入ったポイントでもう一回入ろうかということになり戻ると、「あれ、、全然波がなくなってる。。」本当にあっという間に波が消滅。これが恐るべし日本海マジックか(笑 ここまで幾つものポイントをパスし続けた自分たちの判断を急に後悔し始めるも時既に遅し。。サーフィンあるあるですね。笑 この時点でこれ以上先に進んでもおそらく目星いポイントは無いだろうなと判断して、札幌方面に戻りながら途中にサーフポイントになりそうな場所をしらみつぶしにあたるも、どこも急激なサイズダウンでほぼほぼノーサーフ。涙 そんなこんなしながら気づくと完全に石狩湾内に入ってしまい、これはもう駄目かなぁとほぼ諦めモードだったところ。ダメ元でチェックしたとあるビーチでサイズこそ大きくはないがなんとかサーフィンできそうな波が割れている。無人なので実際のサイズ感や波質が把握仕切れないところもあったが、もう何でもいいから海に入りたいという欲求もMAXまで高まっていたので迷わず入水! じつはそんなに期待もしていなかったのでここでは写真もとらずにサクッと入ったのだが、なんとびっくり実際に入ってみるとコシハラ位の波ながらしっかりとフェイスの張ったクリンクリンの波! しかも乗ってみると普通に3ターンくらいできる超ファンウェーブ。気づくと風もピタッとおさまり海面は完全な面つる状態で波のコンディションもさらに上がりもう完全なフィーバー状態!笑 2人貸し切りで数え切れないほど波に乗った。 面白かったのは、じつはここでの一番のハイライトはゲットしてる最中に乗り逃したスーパーセットだった。小ぶりながらチューブを巻いた美しいブレイク。普通のセットとは明らかに違う力強い波の音。この時は不思議なくらい「乗り逃した!」という残念な思いはなく、ただただ間近で見るその波に感動した。 15年くらいサーフィンをしているが、自分が乗った波よりも乗り逃した波のほうがハイライトとして記憶に残るという経験ははじめてだった。 結局ここで3時間近くサーフィンをしていたが、海から上がった時、本当に言葉にならないくらいの充実感でいっぱいだった。 いつもなら「波よかったねー!最高だったね!」とハイタッチするような場面だったが、自分も相方も自然と言葉をかわさず余韻に浸るように静かに「お疲れ」とだけ言葉を交わした。本当に素晴らしい経験をした直後の人間は、ただただ静かにその余韻に浸ろうとするんだなと実感した。 こんな経験をさせてくれるからサーフィンが辞められない。また次の冒険にチャレンジしたいと気持ちを駆り立ててくれる。 そのためにも、これからも自分のスキルや経験値、危険を判断できるセルフマネジメント力を高めて、新しい刺激を求めてこの遊びを追求していきたい。 と締めくくりっぽくなってしまったが、 これよりもさらに最高の波に出会ったDAY3につづく。笑  

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing Trip [ DAY1 ]

2018 Hokkaido ColdwaterSurfing trip [ DAY1 ]

以前からずっとやってみたかったColdwater Surfing. 数年前からVimeoの有料動画でいくつかのColdwaterSurfing系の作品を見たりしながらトロピカルなイメージのサーフィンとは雰囲気がまったく違く、厳しくて威圧的な大自然に挑むどこか山の世界にも通じるところを感じるこのサーフスタイルにどんどん興味が湧きいつか自分もやってみたいなと思っていた。 とはいえかなりマニアックなスタイルゆえに、いつものように家族を巻き込んでいくわけにもいかず、また一緒にこんなサーフトリップに行ってくれる仲間もなかなかいない、、笑 いつかできるかなぁなんて思っていたところ、今回たまたま十年以上のサーフィン仲間の1人が今年ドライスーツを新調したという話を聞いていたので、これはチャンス!とばかりになかば強制的に今回の北海道トリップを計画し一緒にいくことにした。笑 (最近Netflixでも日本語字幕公開されたUnder an Arctic Skyというアイスランドを舞台にした作品が公開されている。北限の世界でのサーフィンをとても魅力的に描かれていて自分もかなりこれに影響を受けた。まだ字幕公開される前からVimeoで繰り返し何度も見ていたくらい本当におすすめの作品なのでNetflixを契約してる人は是非見てみてほしい。笑 ▼のはVimeoのTrailerだがこれだけでもこのスタイルの魅力が伝わるはず!) Under An Arctic Sky - Official Trailer #1 from Chris Burkard on Vimeo.   DAY 1  今回は3日間のトリップだったが、初日も朝からガッツリ周りたいということで前日夜19:30の最終便で成田から新千歳へ向けて出発。翌日から北海道も冬型が強まるということで日本海側は期待大! とはいえ現地でのアテンドなどは一切なく、すべて自分の予測だけでポイント探しから波を当てようとしてるのでこの時点ではどうなることかまったく未知!笑 じつは今回たまたま自分の弟が昨年秋から仕事で札幌に転勤、現在単身赴任中なので、ここぞとばかりに3日間の寝床と車を借りることに。笑 前日23時過ぎに札幌の弟の家に到着後、しばし晩酌をしてから翌日に備えてサクッと就寝。翌朝は少しゆっくり6時頃に起きて7時過ぎに石狩方面へ出発。 ちなみにこの北海道トリップもあらかじめ自分自身で地形とそれにあう気象条件をリサーチしておいて、現地でぶっつけ本番で波を見つける「サーフサファリ」スタイルで挑んでみた。数年前から夏の北海道や冬の日本海・九州でこのスタイルを実践しているが、じつは今回結果的にはその集大成といっても良いくらい予想以上の収穫をあげる事が出来た。しかもそれは自分のサーフィン史上いちばんの経験になったと言っても過言では無いくらい、本当に幾つもの素晴らしい波に巡り合うことが出来た。 遅めの昼食を堪能した後は少し風が落ち着いたので2R目は朝方ハードそうだった石狩メインのリーフポイントに移動。 予想通りフェイスが整って来ている日も落ちかけてきた夕方に入水。 残り2日あるけどこの時点でもう身体も心も100%満足。笑 2018 Hokkaido ColdwaterSurfing trip  DAY2 につづく。  

NISEKO BC Trip

NISEKO BC Trip

こんにちは。 moonlightgearの服部です。 今回はニセコへのトリップのお話。 かれこれニセコへは小学校5年生の時に親に連れられてスキーからスノーボードへ転向したキッカケを与えてくれた場所。 年末年始は家族でニセコで過ごすという家族の風習が今の山岳滑走好きの自分を形成している。 それから何度訪れたことだろう。 大学時代はニセコでホテルでのバイトを行い、ひたすら暇を見つければ滑る日々を送ったり、 友達と数人でキャンピングカーを借りてシーズンを過ごしていた。 その魅力は冬だけではなく春、夏、秋、それぞれのシーズンいつ来ても楽しめる魅力がある。 東側より一番ゲレンデとしても有名なアンヌプリ、五色温泉が懐にあるイワオヌプリ、二トヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、白樺山、目国内岳、雷電山と連山となる。 一昨年の夏はFASTPACKINGで連山縦走し、冬場訪れたことのない西側の調査ができた。 冬には全て雪で埋まってしまう沼とお花畑がとても綺麗だった。 そして去年は白樺、シャクナゲの滑走。 さて今年はどんな日々を送れるのか楽しみ。 今年は小峯さん、ノブさんとどこに行こうかと検討していたところ、 偶然にも今回同じタイミングで、 MOOSEの石田さん、カメラマンの小関さんと同じタイミングだったため5人でのトリップ。 そして一昨年より移住しニセコのローカルモトさんによるアテンド。 1日目は天候の兼ね合いもありのんびり小樽、余市の観光。 ウィスキーの試飲の量が多くて満足度が高いのでオススメ。 そしてナイターからの足馴らし。 この日は爆風で途中リフトが止まったりしたけど確実に降り続く雪に期待。 2日目はゲレンデの滑り込み。 今年はシーズンのんびりしていたこともありこの日までの滑走日数は6日ほど。 しっかり滑り込んで足腰ならし、BCの時のために滑り込むことが重要。 山岳滑走のためには滑り込む足腰、 何かあった時のためにしっかりと土台ができてないと怪我やトラブルの原因となるためとても大事。 クライミングジムで練習するのと同じでスピードコントロール、体感、足腰をならす必要がある。 この日はちょうどk2のTTモデルなどの発表があったためお世話になっている方々とも会いとても楽しかった。 そして3日目。 前日の積雪と気温ともコンディションがとてもよく五色温泉方面のBCへ。 山岳滑走をやめられないのが雪のコンディション、天気、気温と様々な環境で左右されるという点もあると思う。 五色温泉より、 アンヌプリ方面へハイク。 地形図には現れにくい沢が何本もあり無数に滑れる面があり、グッドコンディションで滑るには正直何年もかかるんじゃないかと思うくらい無数にライン取りができる。 BCの醍醐味はこのハイク。 「あそこ良さそうだね」とか、「ここから登って、ここ滑ろうか」 とかまさに前々回述べたOMMの地図を読み解くという点ががっちりハマる。 夏山、冬山関係なく山のスキルを高めることにより様々なアクティビティにハマり応用がきく。 DROPポイントに着き、各それぞれ用意をして滑走。…

小同心クラック 

小同心クラック 

こんにちは。 MoonlightGearの服部です。 今回は12月初旬に行った八ヶ岳小同心クラック。 岩と雪ミックスのアルパインクライミング。 今回のメンバーは健介師匠と橋本さんと3人。 自分は冬になるとほとんど滑り一色となってしまうのだが、 よりスティープなラインをすべるなら岩と雪のミックスしたところをクライミングしたり確保したりとしなければいけない。 その練習も含めいつもお世話になっているお二人にご指導頂きました。 朝4時に美濃戸口出発。 赤岳鉱泉に着く頃にちょうど今から登る大同心、小同心が綺麗に見える。 赤岳鉱泉から大同心への基部に向かう間、 陽が当たり気温も上がってピリッとした空気が和らいで来た。 小同心への取り付き。 広めのテラスになっており、各自装備セッティングしたり、補給したり、お白湯を飲んだり束の間のひと時。 後ろにはアルプスが綺麗に見える。 3人いるとリードの時間もかかり寒さとの戦い。 この日は-15℃くらいでずっと日陰のため終始震えながらリードしていた。 第2??3??ピッチからみた阿弥陀。 赤岳、阿弥陀はいつ見てもかっこいい。次はこの北西稜に行こうと言いながら登って行く。 クライミングとしては比較的簡単だが、 浮石と雪とミックスしており気が抜けない。 そして何と言ってもリードして登って行くにはまだまだスキルが足りなく感じた。 終了点。 ずっとクライミングで腕を上げて岩を持ちながらとガチャ類を触っていたおかげで手の感覚がなくなっていた。 大同心と奥に見えるのは北アルプス。 硫黄からみた大同心と小同心。 クライミングをしていたところを見返してすごいところ行ってたなと改めて感じた。 アルパインクライミングはグレード関係なく、その場の状況判断や精神的な部分で身が削れ難しい。 それはBCスノーボードと同じで、 緊張感やこの先どうなっているのだろうという不安とワクワクが入り混じるような感覚がたまらなく気持ちよく感じる。 冬という短い季節の中でこれだけの景色、クライミング、滑降を何回出会うことができるのだろうか?? 限られた時間の中で今回のクライミングはとても勉強になった。 今回も健介さん、橋本さんと行けてとてもいい時間を過ごせました。 ありがとうございました。

Alpine Training Tour  Day1

Alpine training tour Day1

あえて避けて来たわけでは無いけれどこれまで足を踏み入れてなかった冬の山、 それもアルパインの世界を知りたいと思ったのは純粋に自分たちの山のスキルや経験値をもっとあげたかったから。そしてその経験が今後MoonlightGearやOMM等の自分たちがこれまで培ってきたライフワークにも新たな創造性や刺激を生んでくれると思ったから。 ということで、今回から3回にわたって我がノマディクスのアルパインスペシャリストJeff にガイドをお願いして雪山訓練をすることに。 ジェフは一昨年に南米最高峰のアコンカグアを登頂、昨年も北アメリカ大陸最高峰デナリの厳冬期(2017は最初の入山者になった)にしかも単独で行っているくらいのこの道のプロフェッショナル。日本でも18年くらい連続で元旦の富士山に登ってたり、日本100名山を冬季に登るという面白いチャレンジも数年前からやっている。そういった話しは一緒に仕事をはじめてからいつも聞いてきたし、その話の中でもプライベートで一緒に山を走ったりする時でも彼の山での安全に対する考え方や向き合い方はいつも勉強させてもらってきたので自分たちの雪山のコーチだったら絶対に彼にお願いしたいと思った。 初回は日光国立公園白根山へ。 これまでの自分達の山の経験や知識を一旦すべて忘れて、装備、山に入る前の心構えから、雪の登り下りの基本的な歩き方、アイゼン、ピッケルワーク、滑落停止などの初歩のスキルを基本の基から時間を掛けてジェフにレクチャーしてもらいながら山頂を目指してゆっくり登った。 登り出したのが9時頃、森林限界を11時半ごろに抜けて、山頂付近で2時間半くらい色々な練習をしたあとにのんびり下山。 ゴンドラに戻ったのは15時前だったので全行程5時間半くらいのコンパクトながら充実した1日になりました。 日光白根山。自分たちのようにこれから雪山を始めたいという人にとっては、安全に基礎的なことを練習できる場所としてもとてもおすすめなゲレンデじゃないかなと思います。 ジェフ先生ありがとうございました。 次回の講習も楽しみにしてますー。