2018.05.16
燧ケ岳 BC Trip
こんにちは。 
MoonlightGearの服部です。


今回は燧ケ岳へのバックカントリーの話。


行ってきたのは3月の中旬。
どこからアプローチをするのにも20km以上歩かなければアクセスのできない場所。


冬の間は除雪されていない林道を20〜30kmほど歩かなければいけないのでほとんど人は入っておらず奥深い場所となる。
そのためトレースはもちろんのことラインが付いていない可能性の方が多いため冒険的かつ山を歩くという点では最適な時期。



まずはベースとなる桧枝岐村で車の入れるところまで入る。
今回は除雪作業が進んでいないため、ミニ尾瀬公園からハイクがスタート。


途中までは除雪されておりのんびりと板など担ぎながら進んで行く。
除雪がされてないところより板を履きハイク。



途中傾斜がついてきて巻道となるためショートカット。
これが結構傾斜があり意外ときつい。


雪山の楽しさは雪面となるため道無き道を進むことができ、
地図を読みながら進む楽しさがある。



途中燧ケ岳へ入って行くのに帰りのルートの雪面状況も見たいため、
ショートカットをしながら夏道の手前からアプローチして行く。


これが予想以上にきつく滑るにはいい斜面なのだが登るとなると傾斜がつき結構しんどい。



夏道に出てからは拓けた稜線上となるため気持ちよくハイクできる。


最後の急登を上がると燧ケ岳山頂へ。


山頂に出てようやく尾瀬沼が見える。


ちょうど昨年の3月には至仏へ登り滑走したのを思い出した。



今回使用したベースレイヤーは、
2-tacsのbba#1 Hoody。


このベースレイヤーは、
140m/gのメリノとナイロンの中空糸を使用しているので比較的強度があり、
風に煽られても抜けきらず、温度差のある3〜5月に使用するにはもってこい。


気温は−5℃〜7、8℃前後だったため動き出しは化繊のベスト(OMM Roter Vest)と合わせ、
その後体が温まってくるとずっとこのベースのみでの行動でオーバーヒートせず、


風に煽られても寒く感じにくく快適に歩くことができた。


フードがとても優秀で生地を2重にしているのでネックゲイター代わりとなり、日焼けの対策にもバッチリ。
メリノはずっと着てても匂わないため、2日目以降も着ても匂わずベタつきもないので荷物も減らせるし、
天然素材ならではの気持ち良さがいい。


滑る際はこの上にシェルを着て滑降をすることになる。



滑り出しは雪面も硬くハードな雪質。


途中から気持ちの良いシャバ雪になり、


谷地形となるため当て込みながらとても気持ちのいい斜面。



山岳滑降やクライミング、沢登りは緊張感もあり、とても集中できるためこの感覚が病みつきになる。
それもしっかりと技術を身につけ対応できる力を身につけることが必要である。


この1日だけで25kmの歩行。


朝5時にスタートして下山したのは4時ごろ。


長い1日でした。



桧枝岐村に帰り久しぶりの民宿泊。


噂には聞いていたのだが桧枝岐村の宿泊施設はとてもよく、


地元の山菜やイワナの刺身、豆腐などたらふくご飯を食べて、


ゆっくり温泉に入り次の日に備えました。


2日目に続く