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NISEKO BC Trip

こんにちは。
moonlightgearの服部です。

今回はニセコへのトリップのお話。
かれこれニセコへは小学校5年生の時に親に連れられてスキーからスノーボードへ転向したキッカケを与えてくれた場所。

年末年始は家族でニセコで過ごすという家族の風習が今の山岳滑走好きの自分を形成している。

それから何度訪れたことだろう。
大学時代はニセコでホテルでのバイトを行い、ひたすら暇を見つければ滑る日々を送ったり、

友達と数人でキャンピングカーを借りてシーズンを過ごしていた。

その魅力は冬だけではなく春、夏、秋、それぞれのシーズンいつ来ても楽しめる魅力がある。

東側より一番ゲレンデとしても有名なアンヌプリ、五色温泉が懐にあるイワオヌプリ、二トヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、白樺山、目国内岳、雷電山と連山となる。

一昨年の夏はFASTPACKINGで連山縦走し、冬場訪れたことのない西側の調査ができた。

冬には全て雪で埋まってしまう沼とお花畑がとても綺麗だった。

そして去年は白樺、シャクナゲの滑走。

さて今年はどんな日々を送れるのか楽しみ。

今年は小峯さん、ノブさんとどこに行こうかと検討していたところ、

偶然にも今回同じタイミングで、

MOOSEの石田さん、カメラマンの小関さんと同じタイミングだったため5人でのトリップ。

そして一昨年より移住しニセコのローカルモトさんによるアテンド。

1日目は天候の兼ね合いもありのんびり小樽、余市の観光。

ウィスキーの試飲の量が多くて満足度が高いのでオススメ。

そしてナイターからの足馴らし。

この日は爆風で途中リフトが止まったりしたけど確実に降り続く雪に期待。

2日目はゲレンデの滑り込み。

今年はシーズンのんびりしていたこともありこの日までの滑走日数は6日ほど。

しっかり滑り込んで足腰ならし、BCの時のために滑り込むことが重要。

山岳滑走のためには滑り込む足腰、

何かあった時のためにしっかりと土台ができてないと怪我やトラブルの原因となるためとても大事。

クライミングジムで練習するのと同じでスピードコントロール、体感、足腰をならす必要がある。

この日はちょうどk2のTTモデルなどの発表があったためお世話になっている方々とも会いとても楽しかった。

そして3日目。
前日の積雪と気温ともコンディションがとてもよく五色温泉方面のBCへ。

山岳滑走をやめられないのが雪のコンディション、天気、気温と様々な環境で左右されるという点もあると思う。

五色温泉より、
アンヌプリ方面へハイク。

地形図には現れにくい沢が何本もあり無数に滑れる面があり、グッドコンディションで滑るには正直何年もかかるんじゃないかと思うくらい無数にライン取りができる。

BCの醍醐味はこのハイク。

「あそこ良さそうだね」とか、「ここから登って、ここ滑ろうか」

とかまさに前々回述べたOMMの地図を読み解くという点ががっちりハマる。

夏山、冬山関係なく山のスキルを高めることにより様々なアクティビティにハマり応用がきく。

DROPポイントに着き、各それぞれ用意をして滑走。

雪質、風、様々なコンディションが整い、
なんといっても緊張感、
アドレナリンが一気に出る瞬間がたまらなく気持ちいい。

次はイワオヌプリに登り五色温泉に落とす。

雪のコンディションがとてもよく、
みんなから笑みが浮かぶ。

これだからやめられません。

この冬ずっとテストしているのが、HMGの3400 ICE PACK。

前回の八ヶ岳のアルパインクライミングや何度かのBCなど様々な場面でテストしたが、

このパック最大の特徴はフレーム込みで、気持ちよく背負うことができながらも823gとかなり軽量。
そしてアルパインクライミング、スノーハイクを前提に作っているため、
アックスやアイゼンの着脱がとても簡単。

そしてスノーボード(スプリット)やスキーをAフレームで固定して15kgほど担いでも肩に負担が少ない。

もちろんBC用のパックの方がアバランチギアは取り出しやすいが、

クライミングのアイテムをULで応用するように、アルパインのパックを山岳滑走にも応用することができる。

自分の『目的』、『シュチュエーション』でギアをチョイスし、楽しむことができるのではないだろうか。

毎日12時間、滑り、歩きっぱなしでいけるのは極上の温泉とめちゃくちゃうまい食事のおかげ。

これだから北海道はやめられません。

特に写真2枚目のジンギスカンはニセコに行ったら必ず行ってください!!

これから残雪期になるとさらに行動範囲が広くなるので春以降もオススメ。

今回もいろいろとアテンドしていただいたモトさん、

そしてのぶさん、ケイスケさん、シンペイさん、小峯さん、

本当にありがとうございました。