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Boulder explorering tour

今年3月に日本で初開催となるOMM LITE/BIKE Tokushima-kaiyoのイベント準備で四国・関西方面を回っていた帰りに、Sky High Mountain Worksのタクさん達が以前から調査している某エリアの開拓ツアーに合流させてもらい久しぶりに2日間みっちりクライミングを楽しませてもらった。

開拓中のエリアなのでもちろん情報は完全にシークレット。
それにしてもとにかくこのエリアの岩のデカさとクオリティの半端じゃなくて出て来る岩という岩の殆どがハイボール。(笑
自分もボルダリングにはまっていた頃はよく地元の埼玉の山をリサーチに行って、そこそこ良いボルダーを見つけ出して登っていたけど、このレベルの巨石が、しかもそこらじゅうにゴロゴロしてるところって関東方面ではまず見たこと無いし、こんなところを見つけ出すタクさんの「嗅覚」は本当に流石の一言。

さらに登るために岩磨きならぬ、岩掃除から始まり、「課題」ではなく岩の自然なラインを見つけ出して一手一手探るようにトップまでつなげていく、これこそクライミングの醍醐味。てゆうかこれがクライミングでしょう。

正直ここ数年課題登り的なクライミングに全く上がってこなかったモチベーションがこの2日間で一気にマックスまで上がった。笑
毎回一緒に遊ばせてもらう度に強烈な刺激をもらえるのでタクさんにはいつも本当に感謝しかない。

今回も本当に有難うございました〜

皆がダースベイダーと言っていたこの岩。どう見てもダースベイダーのヘルメットの形で(笑)とにかくデカくてかっこいい。トップロープで上部スラブ面の岩に着いた土や苔を掃除しなががら可能性を探るように自然なラインを見つけ出す。

奇跡のようにつながる激悪スローパーのリップのラインから、恐怖しか無いトップアウトスラブ。確実に三ツ星のライン。

 

この岩も大きさも見た目もワールドクラス。てゆうかこのクラスがゴロゴロしてるのでそのうちに感覚が麻痺してくる。笑

前回登ったというこの岩も今回遊ばせてもらった。奇跡のよう付いているホールドとこれしかないというムーブ。初段くらいのこれも間違いなく三ツ星のライン。

木漏れ日と乾いた空気。気持ちのよい最高のひととき。

2日目の午後は場所を移動して、これもシークレットの河原エリアで特大ルーフの岩を遊ぶ。

しっかり日暮れまで遊んでこのあと関東に気合のノンストップ帰宅。笑

ただこんな威圧感も半端じゃない岩達をまともに登るためには、今の自分の軟弱な筋力と心の準備ではまったくお話しにならないので、これからしばらくは次回の開拓ツアー参戦に向けてモチベーション全開でトレーニングしたい!