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Alpine training tour Day1

あえて避けて来たわけでは無いけれどこれまで足を踏み入れてなかった冬の山、
それもアルパインの世界を知りたいと思ったのは純粋に自分たちの山のスキルや経験値をもっとあげたかったから。そしてその経験が今後MoonlightGearやOMM等の自分たちがこれまで培ってきたライフワークにも新たな創造性や刺激を生んでくれると思ったから。

ということで、今回から3回にわたって我がノマディクスのアルパインスペシャリストJeff にガイドをお願いして雪山訓練をすることに。
ジェフは一昨年に南米最高峰のアコンカグアを登頂、昨年も北アメリカ大陸最高峰デナリの厳冬期(2017は最初の入山者になった)にしかも単独で行っているくらいのこの道のプロフェッショナル。日本でも18年くらい連続で元旦の富士山に登ってたり、日本100名山を冬季に登るという面白いチャレンジも数年前からやっている。そういった話しは一緒に仕事をはじめてからいつも聞いてきたし、その話の中でもプライベートで一緒に山を走ったりする時でも彼の山での安全に対する考え方や向き合い方はいつも勉強させてもらってきたので自分たちの雪山のコーチだったら絶対に彼にお願いしたいと思った。

初回は日光国立公園白根山へ。
これまでの自分達の山の経験や知識を一旦すべて忘れて、装備、山に入る前の心構えから、雪の登り下りの基本的な歩き方、アイゼン、ピッケルワーク、滑落停止などの初歩のスキルを基本の基から時間を掛けてジェフにレクチャーしてもらいながら山頂を目指してゆっくり登った。

丸沼高原スキー場のゴンドラの終着駅から白根山登山口へ

暫くは緩やかな緩斜面がつづく。踏み跡もしっかり着いているのでスノーシューもいらない。静かな森の中を気持ちよく進む。

森林限界に近くなって来るとだんだん斜面がきつくなってくる。雪は柔らかく滑落の心配は無いがこのあたりでアイゼンを装着。雪にしっかりと爪が効いて断然登りやすくなる。

森林限界を超えると風も強く雪質も硬くなってくる。ここでトレッキングポールをしまいピッケルに切り替えたえりシェルを着たりとギアチェンジ。写真のJeffと千代田は共にウエアはOMMのKamleika。千代田と自分はパンツもKamleika Pantだったがストレッチ性に優れているのでハイクアップもつっぱらずに快適でさらにゲイターが一体なのが雪ではかなり良い。今回くらいの比較的優しいアルパインゲレンデやSnowHikeであれば十分使えることもわかった。

ゲイターが一体になっているOMM Kamleika Pant。しっかりと雪の侵入をブロックしてくれた。アルパインでも今回のような場所では十分使える。アイゼンは定番Grivel Air Tech Cramp-O-Matic。

バックパックはHMG 3400 Ice Pack , アイゼン、ピッケル、トレッキングポール等をすべて外掛けで簡単に脱着することができる。斜度や雪の状況で頻繁に装備を切り替える必要がある時はとても便利。

山頂近くの斜度の緩い場所で滑落停止の訓練。まだまだ素人なのでピッケルに身体が乗り切れてません。。練習あるのみ!

いろいろな滑落のパターンと対処方法を丁寧に教えてくれるジェフ。

山頂に向かって。ただただ美しくて最高の時間。

山頂付近は傾斜があるが雪質もアイスではなく下部も安全な今回のような練習には本当に最適なポイントがあり、ここでアイゼンワーク、トラバースの練習や滑落停止などさらにたっぷりジェフ先生に指導いただく。笑

ピッケルの持ち方、必ず斜面方向の手でピッケルを持つこと。斜面にしっかりまっすぐ立って歩くこと。ひとつひとつの動作をすべて同時に意識しながら身体に染み込ませるように歩く。

みっちり特訓するもまだまだ時間が足りない!もっとやりたいなぁと後ろ髪引かれるるも下山開始。標高はそこまで高く無いけど眼下に広がる景色はやはり最高。冬の山はとにかく景色が格別ですね。

登り出したのが9時頃、森林限界を11時半ごろに抜けて、山頂付近で2時間半くらい色々な練習をしたあとにのんびり下山。
ゴンドラに戻ったのは15時前だったので全行程5時間半くらいのコンパクトながら充実した1日になりました。
日光白根山。自分たちのようにこれから雪山を始めたいという人にとっては、安全に基礎的なことを練習できる場所としてもとてもおすすめなゲレンデじゃないかなと思います。

ジェフ先生ありがとうございました。
次回の講習も楽しみにしてますー。

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